ハワイアンロミロミ
ハワイアンロミロミというのは、ハワイに古くから伝わる伝統的な癒しの技術で、オイルを用い、全身をリズミカルに刺激して行くオイル・マッサージの一種ですが、ロミロミを行なう側(ロミロミセラピスト)が相手を癒すのではなく、自然のエネルギーがセラピストを通して相手に伝わって癒していく、というのがロミロミの概念です。
そのため、「世界で最もスピリチュアルなヒーリングの一つ」とも言われ、古代ハワイアンは、人の身体のもつ生命力を重視してきました。生命力を高め、身体と心を浄化し、スピリチュアルなエネルギーを高めるための神聖な儀式として行なわれてきたのがハワイアンロミロミでした。
ハワイアンロミロミは王族のみが受けられる「癒し」の手法であったと共に、その手法は「クム」と呼ばれる限られた家系だけに受け継がれてきました。
つまり、長いハワイの歴史の中で、限られた人々の間だけで行なわれてきた「秘技」だったのです。
その門外不出の技術を、禁を破って1973年に一般の人々に広めたのが、アンティ・マーガレット・マシャド女史で、ここからロミロミが一般へと普及し、新たな歴史が幕を開けたのです。
現在、世界には約2,000人のハワイアンロミロミセラピストがいるといわれ、セラピストたちはアンティ・マーガレット女史をはじめ、さまざまな「クム」(師匠)たちから技術を学び、そこに自分の技術のエッセンスをプラスして、それぞれがオリジナルのロミロミを生み出しました。
2,000人のセラピストがいたら2,000通りの技術があるといわれるのは、こうした理由からなのです。
ハワイアンロミロミ技術は「これが基本」「こうしなければならない」という厳しいルールはなく、これは本物で、これは偽者というものもありません。
クライアントの状態に合わせてアレンジを加えて癒して行く、これがハワイアンロミロミの真髄なのです。